1.建築一般知識
次の問に対し、正しいものには○、間違いのものには×を回答欄に付けなさい。
問 1
教科教室型の中学校、高等学校におけるホームベースは、クラスルームに代わり学校生活の拠点として設けられるスペースである。
問 2
鋼製の防火シャッターについては、遮炎性・遮熱性が期待できる。
問 3
北緯35度付近における春分日・秋分日の最終日射量は、南向き鉛直面より東向き鉛直面の方が小さい。
問 4
建築物の内部の温度が外気温に比べて低い場合、一般に、建築物の上部から外気が流入し、建築物の下部から室内空気が流出する。
問 5
室内汚染物質の発生を止めてから換気回数を1回/hで換気した場合、1時間後の室内汚染物質濃度は、外気の汚染物質濃度と必ずしも等しくならない。
問 6
グラスウール等の多孔質材料は、主として、低音域に対して吸音効果がある。
問 7
排水の汚染度を示す指標に関し、BODは水中の有機物が好気性微生物によって生物化学的に分解される際に消費される酸素の量である。
問 8
鋼材のヤング係数は、コンクリートのヤング係数に比べて小さい。
問 9
アルミニウムは、鉄と接触する場合より、鋼と接触する場合の方が早く腐食する。
問 10
脱衣室や便所のような湿気の多い床にビニル床シートを張る場合は、エポキシ系の接着剤を使用する。
2.建築法規
次の問に対し、正しいものには○、間違いのものには×を回答欄に付けなさい。
問 1
建築物に設ける消火用のスプリンクラー設備は、「建築設備」である。
問 2
建築物の居室の採光に関する有効面積の算定方法における採光補正係数は、建築物の用途に応じて定められている。
問 3
延べ面積5,000m2、10階建の事務所に設ける階段の部分には、排煙設備を設けなければならない。
問 4
飲食店の調理室において密閉式燃料器具等以外の火を使用する器具を設けた場合には、所定の技術的基準に従って、換気設備を設けなければならない。
問 5
有効容量が5m3を超える飲料水の給水タンクの内部に飲料水の配管設備以外の配管設備を設ける場合は、衛生上必要な措置を講じなければならない。
問 6
非常用の照明装置の照明器具の口出線と電気配線は、直接接続するものとし、その途中にコンセント、スイッチその他これらに類するものを設けてはならない。
問 7
非常用の進入口に掲示する赤色灯には、一般の者が容易に電源を遮断することができる開閉器を設けてはならない。
問 8
準耐火建築物である述べ面積6,000m2、地上2階建の博物館には、原則として、屋外消火栓設備を設置しなければならない。
問 9
事業用電気工作物の設置工事の計画の届出を出した者は、原則として、その届出が受理された日から30日を経過した後でなければその届出に係る工事を開始してはならない。
問 10
「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」の規定により、市町村はその区域内における産業廃棄物の状況を把握し、産業廃棄物の適正な処理が行われるように必要な措置を講ずることに努めなければならない。
3.建築設備
次の問に対し、正しいものには○、間違いのものには×を回答欄に付けなさい。
問 1
CEC/ACの計算においては、室内の空気の汚染度に応じて外気量を増減させる場合であっても、対象となる建築物の用途及び規模に応じた常に一定の取入外気量があるものとして計算する。
問 2
人体からの発生熱量は、作業状態が同一の場合、室内乾球温度が高くなるほど、顕熱量及び潜熱量ともに大きくなる。
問 3
水道直結増圧方式は、圧力水槽方式に比べて、水質汚染の可能性が少ない。
問 4
結合通気管の管径は、通気立て管と排水立て管のうち、いずれか小さいほうの管径以上とする。
問 5
高圧の機械器具及び電線を保護し、かつ、過電流による波及事故を防止するために断路器を施設した。
問 6
直管形白色蛍光ランプの色温度は、直管形昼光色蛍光ランプの色温度に比べて大きい。
問 7
延べ面積1,000m2の映画館に設置する誘導灯の非常電源は、直交変換装置を有しない蓄電池設備によるものとしなければならない。
問 8
独立しない雷保護システムにおける引下げ導線は、地表面近く及び垂直方向最大20m間隔ごとに、水平環状導体等で相互に接続しなければならない。
問 9
被保護物から独立しない雷保護システムにおいて、壁が不燃性材料からなる場合、引下げ導線は壁の表面又は内部に施設してもよい。
問 10
実勢価格とは、一次問屋や二次問屋等が資材を直接の需要者である建設工事業者に販売する価格である。